昨日久しぶりに「試してガッテン」をみた。
内容はストレッチの罠。
1975年にアメリカのボブさんが書いたストレッチがベストセラーになり、体育の授業やスポーツの準備体操として全世界的に流行ったらしい。
ストレッチはなにがいいのか?
1 間接を伸ばし柔軟性アップ。
2 怪我の予防。
この1は間違いないらしいが、2の怪我の予防というのが実は違うらしいのだ。
オーストリアの軍隊がある実験をした。
その年、入隊した新兵にストレッチをさせるグループとストレッチをさせないグループにわけてからハードなトレーニングをした。
結果、怪我人の発生割合はストレッチ21%
ストレッチなし20%
とまったくもって怪我の予防になっていなかったのだ。
このあと世界的にストレッチの怪我予防を否定する論文がかなり出されることになる。
一番ビビった実験結果は、バスケット部の部員にストレッチをしてもらってからジャンプしてもらうとジャンプ力が下がるという結果。
これはまずい(-_-;)だろ
仕組みはこうらしい。
ストレッチは間接を伸ばし同時に腱も伸びるのだが、伸ばされた腱はゴムひもが緩んだ状態になってしまうのだ。よっていざジャンプしようと踏ん張っても、いつもより飛べないのである。
因みにこのゴムひもユルユル状態はまた元に戻るらしいが、ストレッチ後すぐがダメらしい。
今、最先端のスポーツ科学では、この今までのストレッチを静的ストレッチとし、そうならずにパフォーマンスを最大限発揮できる動的ストレッチを進めている模様。
既に実戦している超有名アスリート
広島カープのマエケンの「マエケンダンス」はまさに動的ストレッチらしい。
動的ストレッチは柔軟性ぷらす、筋力を最大限引き出すことができるらしい。
仕組みはこう、
筋肉は繊維の束。一本一本の筋肉繊維には点火プラグのような神経細胞があるらしく、脳からの命令によって動くのだが、この時、バラバラのタイミングで点火されるらしいのだ。
筋力をいきなり最大に発揮してしまうと壊れる恐れがあるため、本来バラバラに点火することで筋肉自身が壊れないように守っているらしいのだ。
これを動的ストレッチをすると「マエケンダンス」のような連続した動きで、筋肉繊維のバラバラについていた点火タイミングが、しっかりと合ってくるらしいのだ。
毎日、ジョギングしている人とかも点火タイミングは良さそうだね。
とこのように古い常識や古い事実は、また新しい事実にぬりかえられるのであります。
かと言って僕はアメリカのボブさんを憎めない。
ボブさんのお陰でこの動的ストレッチは生まれたからね。
プラトンもアリストテレスに否定されたが、否定する材料を出した人がいてはじめて否定できるし新たな考えや新たな事実が生まれるのだ。
だから、否定されることを恐れたり、否定することを否定したりすることはナンセンスなのだ。以上
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