2015年3月31日火曜日

雪が降るとき(連続ドラマ2)

物静かな俊太からいきなりの好きな人います宣言に若干の戸惑いと野次馬根性と良かったねと言う気持ちが入り交じった帰り道。

だいたい直美って誰?と思うほど僕は皆が迎えているであろう思春期とやらをまだ迎えていないようだ。

いつも、クールな俊太をこんなにもモジモジさせる恋とはいったいどんなものだろうか?少しだけ自分も興味を持ってしまう。

僕も恋をしたらこんなにモジモジしちゃうのだろうか、クールな俊太でさえあの有り様だ、自分はよだれを垂らしてアホになってしまうのではないかと少し心配する。

俊太はどうしていいか全くわからない様子だった。とにかく好きな人がいる宣言をした後はずっとあの子が好きだしか言わなくなった。僕は俊太が気が触れてしまったのではないかと心配になるほど、同じことを連呼していた。

ずーと貯めていたのかもしれない思いにかなりの利子がついて払い戻されているのであろう。恋は止まらないのであります。

僕は「俺もわかんないけどさあ、応援するよ」と言うと俊太は今まで見せたことのない笑顔と泣きそうな顔が混ざった表情をして大きく頷いた。

とは言え本気でわからないのだ。なんせ僕は人を好きになったことなどないし、あの俊太がこんな風になった事など過去に1度もないのだ。

適当に中途半端な優しさだけで、勝手に力になると宣言してしまった。僕の悪い癖が一番悪いタイミングででたのかもしれない。

後に引けない僕は僕なりに「いろいろ話しして、近づいたら?」と物凄く当たり前の事を言って時間を稼いでいたら、気付けば家についていた。

「また明日なー!」と言って手をふると、いつもは指しかあげない俊太が大きく腕を振って小走りに帰っていった。

はー。

困った。

どうすれば良いのだろう。

だいたい直美って誰だよ、、、あっ。

思い出したように僕は中学の時の卒業アルバムを開いた。

別のクラスだったが確かにその直美はいた。

僕は写真を指でなぞりながら、君が直美かと言って、アルバムを閉じた。

一瞬何か感じたがスーと頭からその感覚は消え、すぐに忘れていつものテレビをつけていた。

次の日、学校で彼女をみつけた。俊太が好きになるのが少しずつわかるような気になってきた。

黒くて長い髪、少しだけ垂れた目に雪みたいな白い肌。全体的に優しい雰囲気を出している、ほとんど言葉を発しない。ここは俊太に似ている。

まるで探偵にでもなったように彼女を調査、いや観察していた。

俊太との帰り道、少し変な違和感を覚えはじめていた。何故か俊太から彼女の話しが出てこない。もしかすと俊太は沢山彼女の事を話してるかもしれないが、聞き取れないのか、自分の耳が聞きたくないのか、とにかく彼女の話しが聞こえないのだ。

続く

雪が降るとき(連続ドラマ1)

音もなく雪はただ落ちてきた。

自然と手のひらを上にする。

手で雪を受け止めなくともわかるのに手は勝手に動いてる。

今年も冬が来てしまった。

幼なじみの俊太はなにも言わず上を見上げて歩き続けた。

俊太はあまり話さない。幼稚園の頃からそうだ。けど一番の親友でずっとこうして高校生になった今も同じ学校から一緒に帰る。

僕は伸二。生まれは旭川だ。

小学校の頃は雪が降ると心が踊った。奇声をあげては雪玉をつくり友達にぶつけていた。

その証拠にすれ違う小学生は奇声をあげてはしゃいでいた。

僕は少しニヤっと笑みを浮かべて俊太の顔を覗いた。

何?と言わんばかりの真顔で口を少しだけつき出している。眉毛も片方だけ上がっていた。

僕は全力で走りだし、うっすらと積もった雪を集めると、葬式の手伝いにきた奥様連中のように手際よく雪玉を握り、サイドスローで俊太の顔面をめがけて投げた。

ひさしぶりに投げた為、肩がハズレるかと思うほどの痛みを感じながら笑ってしまう。

俊太は冷静に左手で払いのけた。

どんなにはしゃいでもいつもクールな俊太に僕は軽く嫉妬していたかもしれない。けどそんな俊太が大好きだった。

幼稚園のときからずーとそうだ。

これといったエピソードもない、ただ家が近くて生まれた年が同じだっただけ。

人が人を好きになるのに理由なんて馬鹿げてる、友達でも幼なじみでも恋人でも家族でも理由がある好きなんてあるのだろうか?

けど僕も彼も高校生になってしまった。

新しい生活のはずが、幼稚園の頃から一緒にいる幼なじみと帰る道。変わらない親友と変わらない景色は思春期の僕を油断させるには充分な環境だった。

だんだんと高校生活に慣れ勉強も遊びも部活もそれなりにこなして過ごしているとあっというまに3年生になってしまった。

いつも大人しい俊太がいつもと違う雰囲気を出していて僕は少し気持ち悪くなっていつもより速足で歩いた。

妙にソワソワする、当たり前だ俊太がソワソワしているからだ。

いつも物静かな俊太が口を開いた。

俊太「あのさー、実は相談があって」

僕    「なにさー、言ってよ何々?」

俊太「実はさ好きな人がいるんだ、同じクラスの直美」

僕     「えーーー、俊太が好きな人?アハハ、マジかよーいいじゃんいいじゃん、って待って直美?あーわかったあの子ね、はい、はい」

俊太 「でも俺なんかダメだよ絶対、あーどうしよう。はあ」と深く溜め息をついた。

僕は勝手に親友の初恋を野次馬のごとく喜び他人事のように茶化して笑っていたが、まさかあんな事になるとは夢にも思ってなかったのです。

続く。

はじめて泌尿器科に行った話しwww

うぃーーす。夜勤明けです。はい。

ハイテンションです!

僕の好きなブロガーさんが糞面白い記事を書いておられたので負けず嫌いの僕はとっておきの話しをするのだ!(笑)

もう、タイトルだけでウスウス気づいている人は勘のいい方。今日いいことあるかもね(笑)

僕もやっぱり男の子でして若いときはそりゃあもう、嘘ぜんぜん遊んでません(笑)

今まで付き合った人って3人?ふられた回数は数えてませんね、かなりあるはず(笑)

けど性欲はあるわけで、、だって男の子だもんwww キメエーーー死ね!死ぬ(笑)

それは僕がはじめての就職をした頃、右も左もわからずにガムシャラに仕事をしていた時です。

まあ、先輩はホラいつだって悪い遊びが大好きでして、必ず後輩を誘うものです。

その先輩のおかげでご飯が食べられるわけで、、、断る理由もないわけです。

下半身が先に答えを出してましたのでその方角に従って行動するわけです。はい

飲みに行った帰りに、ラブホテルに連れてかれましてね、「え?先輩と?」いいえ

勿論、別々の部屋に入るわけであります。

「おい、二人呼んどいたから部屋で待ってろよ」と先輩はタバコを加えながらネクタイを緩めながら目を細くしながら言うのでした。

「はーい」と返事をして横になっていたらトントンとノックされまして。開けると綺麗なお姉さまが立っているではありませんか!

びっくりして酔いが覚めてしまいましたね。

なんやかんやで一週間後

んーん。んーん。ボリボリ。んーん。

様子がおかしい、ん?痒いぞ、ん?スゲー痒いぞ、ぜんぜん痒いが止まらないのであります。

シャワーに入るも、寝ても覚めても痒いのであります。恐る恐る覗いてみると

なんじゃこりゃあーーと松田優作であります。

完全にダメな映像が3Dでかなり鮮明に飛び込んできましたwww ぎゃあーーー。

やべえ、どうしよう。お母さんに聞いてみようかなあ。っと小学生のような気持ちになり、恐る恐る小さい声で聞いてみました。すると

「ちょっとあんたそれ性病じゃないの?」

ガーーーーーン

お、おれ?性病?性病おれ?と頭の中が?で一杯であります(笑)

あれだけカナダで不幸を味わいながら、今以上♪これ以上♪不幸はないと思って生きてきましたが、さすが俺。

ちゃんとちゃんとのワタケンは引くのであります。そう性病www

こうなるといつものシンプルシンキング

そうだ京都に!いや病院にいこう!であります。

しかし、何科?

あっ泌尿器科があった、そうだ泌尿器科にいこう!であります。

この辺までくると気持ちも落ち着いてくるはずでしたが、いざ、泌尿器科の入口までくると怖くて仕方ないのであります。

なんかやだなあ~なんかやだなあ~と稲川淳二に、なりながらユックリと入るのでした。

なんか紙を渡されました。なんて書けばいいのやら、、ここは正直に書いてちゃんとみてもらわなければいけない。

ちゃんと症状をかき、待つこと5分はや(笑)

先生は問診票をみながら、

先生「んーーー。痒いの?」

少年「はい」

先生「最後に性行為したのはいつですか?」

少年 「えっとう。先週の水曜日です。」(ボイスチェンジャーなし)

先生 「それはプロですか?アマですか?」

僕の心(えーー「それはプロですか?アマですか?」何この質問www やべえ笑いそう、いや笑っちゃいけない、しっかりしろ俺、答えるんだ!笑わないで答えるんだ!)この間0.2秒

少年  「プ、プロです。」

先生の眉毛が少しだけピクッと動いた。

先生  「そうですか、プロと」いいながらカルテにプロとメモしている。

僕の心(やべえー死にそうwww ダメだ笑っちゃいけないんだ、ここは病院だぞ)この間0.3秒

先生  「じゃあ、ちょっと見せてもらいますね、ファスナー下ろして痒いとこだけ見せて」

「は、はい」

先生  「あー、いますねえ、卵もありますねえ」

先生  「毛じらみです。はい。」

先生  「これだと皮膚科になるんですよ紹介状書きますから隣の皮膚科行ってください」

僕の心(えーーーー、プロとかアマの下り関係なくなっちゃったwww )

ということで、隣の皮膚科へ。

皮膚科はそれはそれは小さいお子ちゃまで大繁盛しているではありませんか、スーツ着てるのは僕だけであります。

看護婦さんがきて、こちらのベッドで患部を出してお待ちくださいと言ってカーテンを閉めたんですね。

ここ大事なんでもう一回。

こちらのベッドで患部を出してお待ちくださいと言ってカーテンを閉めたんです。

ベッドのよこにはプラスチックのカゴが置いてあったんです。

少し頭が混乱しました。はじめての体験ではじめから混乱しているのですが、さきほどのプロかアマかの質問からさらに進行していました。

患部を出してがスローモーションで頭の中で再生されるのであります。

患部を出して→目線にはカゴ。

患部を出して→目線にはカゴ。

僕の頭が変なショートをして、おもむろに服を脱ぎ出す僕。

ズボンを下ろし、パンツを脱ぎ、上はTシャツ下はグランフロントであります。

皮膚科の先生だ、百戦錬磨のはず、ちょっとやそっとの映像ではビビルまい。

けど、その格好でベッドに横になるも。なんか変だなあなんか変だなあと稲川淳二の親戚みたいな感じに。

しかし頭が1度ショートすると僕の天然力と合わさり、強引に正当化しはじめるのであります。

まず、カーテンの意味を考えたのです。カーテンを閉める=秘密の花園

カゴがある=服を入れるため

患部を出して=グランフロント

皮膚科の先生=百戦錬磨

プロかアマか=あれは関係なくね?

と、まあ、ショートしてるくせに正当化するのであります。

コツコツコツ。先生の足音。

僕は完全にまな板の上の鯉になり、目も魚のように座ってました。完全に仰向けで下はグランフロントであります。

シャーっとカーテンを開ける。先生

その先生の体が一瞬宙に浮いたかと思うと同時にこれ以上リンボーダンス出来ません!というぐらいの海老ぞりに!

ドッキリでよく使われるマンボのリズムで繰り返しお楽しみにください、百戦錬磨の皮膚科の先生が物凄いのけ反りをします。スローモーションで口が開くと

「なーにやってるんですかーーー!」

っと物凄い怒られたwww www www www www www www www www www www www this is my life.oh boy

「いや、患部を出してまてって看護婦さんが…」

「患部だけ出せばいいんですよ痒いとこだけ、パンツはいてください!」

どうやら、僕の頭はショートしすぎて患部=グランフロントという一番やってはいけない間違いを正義だと思っていたようです。

と百戦錬磨の皮膚科の先生をげきおこぷんぷんにさせてしまったのです。

しかし、僕の頭の中はマンボのリズムで先生がのけ反るシーンが繰り返し流れるのでおかしくておかして夏。

結局、スミスリンパウダーという戦前から使われていたような古い薬をもらい、それを患部にパラパラとかけていたら3日ぐらいで毛じらみ君は全滅しちゃいました。

今だにあの百戦錬磨の皮膚科の先生がのけ反ったシーンは忘れようとしても忘れられない宝物になりました。アホすぎ俺