2019年8月14日水曜日

「全裸監督」を観て

凄く期待して、まさに全裸待機状態からのネットフリックスから通知がきた時はイキそうになりました。

一気見です。はい。

ネットフリックスオリジナルドラマとなってますが、僕的には「映画」に見えました。いやこれは映画です。

伝説のAV 監督、村西とおるさんの人生を通して性とは何か、昭和から平成にかわる世の中を映し出す。

AV 監督って響きでみなさんのイメージはこんな感じじゃないですか?「どうせ変態がすぎてそんな仕事しかできなかったんだろ」

答えはノンノンノンでございます。

村西さんは多分何をやっても性交、いや成功された人物ではないでしょうか。

観て思ったのはゴリゴリのビジネスマンだということであります。

激動の昭和で、次に何がくるのかを瞬時に判断し、即にゅう、いや即行動にうつせる人物。ただ行動してるのではなく、そこに信念と哲学を持ってされていたのです。

この映画の良さを語る上で山田孝之ははずせません。あの山田孝之のぶくぶくに太らせたお腹を観てください。これだけでご飯たべれます。役づくり、演技、すべてパーフェクトであります。そしてそのパーフェクトな素材を生かす監督。この作品の監督ですよ、武さん。

素晴らしい。映像と音楽のチョイス、どのシーンをくりぬいて映えさそうか。

黒木香さんがはじめてAV の撮影に挑む直前の階段を上がってくるシーンのスローモーション。完全に痺れました。なんたる覚悟。現役女子大生が躾の厳しい母親に内緒でAV に出るのであります。悩みながらスタッフに促されてイヤイヤ出るのではありません。

確固たる信念と哲学を持ってAV に出たいと、そして階段をゆっくり上がってくるのです。この森田望智さんという女優さんはそうとうヤバイですよ、勿論いい意味で、このシーンを完璧に演じてましたからね。

内緒でこの現場に来ていること、現役女子大生であるということ、ワキ毛を剃ってないこと、いかがわしいビデオに出演するということ、それでもしたいと思う抑えられない衝動を完全に表現されてました。

あっ!スイッチ入ってると一目でわかるシーンでございます。

覚悟というものはそれはそれは強いものであります。弱い弱い人間に唯一与えられた強い強い武器であります。

他人からどう思われても構いません、開きなおってんじゃねえと思われようが、覚悟とはそんな浅い批判など相手にしませんよ。

「これで行く」と決めたら真っ直ぐであります。

なんだか近頃は変化球ばかりが先行して直球がどこに行ったのかわからなくなることばかり見えてきます。

しっかりとした直球があっての変化球ということをお忘れなく。

「全裸監督」そうとうヤバイ直球です。是非観てください!

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