2018年4月2日月曜日

保育士の子供ができてすいませんブログを読んで

読みました。

丁寧に簡潔に書かれていて書いた人の人柄もうかがえる素晴らしいブログだと思い、感想とともにいろいろ思うところを書いてみます。

この「子供ができてすいません」というフレーズを読んだとき、すかさず思い出したのが太宰の「生まれて、すいません」という文章だ。

太宰の文章は太宰という人が有名になりすぎている分、太宰だから仕方ない的な処理をされてしまうかもしれないが、無名の一般人のかたが書いた「子供ができてすいません」は、よりソフトな分、余計に社会の闇が深いと感じてしまう。

ブログの内容は簡単にまとめると、保育士の妻が妊娠したため職場に報告する時に夫が一緒に頭を下げに行ったということと、その後妻に他の保育士から嫌味や嫌がらせ的な事を言われたという内容。

保育士の人数が少ないこともあり、妊娠された場合に仕事の割り振りが大変になるため、中には園長が妊娠する順番を決めるなんて話しもあるらしい。

アホか?

いや間違いなくアホだろ。

このようなピンポイントでの局地的な話しではなく全体的な社会の闇を養老先生が著書でうまく表現されていた。

「現代社会とは一言で表すと、都会化なんですよ、別の言い方で脳化、もっと簡単に言えば人工化なんです。だから都会化が進めば真っ先になくなる排除されるのが自然なんです。だって自然は人工物じゃないでしょ。その自然の中には子供たちも含まれます。子供が泣いたり騒いだりするのは自然なんです。」

街でお母さんがよく子供に注意している姿を見かける。「静かにしなさい!」電車の中でもそう。

カナダの電車の中はどんなに走り回ろうが騒ごうが誰も何も言ってませんでしたけどね。むしろ微笑ましい顔で子供たちを見守ってましたよ。

もしかしたら自然の多いカナダでは子供も自然ということを無意識的に受け入れているのかもしれません。

それが日本では許されないのでしょうか?

松本人志がtwitter で、つぶやいた電車の中で子供がうるさいときにその親に腹が立つと言ってかなり共感された時にすかさずブログで批判しましたが、なんら変化もなく日本の都会化はますます進んでいるのです。

日本では子供に、はやく大人になりなさいと教えます。ようは自然のままでいるなと、はやく大人になってはやく管理しやすい人工物になれと。

そりゃ社畜も増えるわ、自殺者も増えるわ、鬱も増えるて。当たり前すぎる。

子供から大人になっても人間は人間であり人工物じゃねえし、子供から大人になっても、男なら体のなかに男の子、女なら女の子の自分が生き続けてるもんなんすよ。なにもワガママになれとは言わないが、自分の中には男の子が今もいると認識することで電車の中で他の子供が騒ごうがそんなに腹を立てることは無くなります。どっちが子供かって話しっす。

子供ができてすいませんなんてとても健全な社会ではないでしょ、病気ですよ、社会全体が病気なんです。

訂正、ブログではなく毎日新聞の投書でした。さーせん。

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